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基礎コンクリート打設 ~ベース~

2023.03.25ブログ

こんにちは、明和建築部 FK です。

  

今回はベースコンクリートの打設の様子です。

基礎のコンクリート打設は2回に分けて行います。

まずはベース(床)部分、その後に立上り部分を打ちます。

 

コンクリート打設時は、バイブレーターとよばれる振動機を使います。

 

流し込んだコンクリートの中にバイブレーターを差し込み、

コンクリートに振動を与えることで気泡を逃がすと同時に

骨材の偏りをなくし、ムラなく馴染ませて、

鉄筋の周囲や型枠の隅々までコンクリートを行き渡らせます。

 

打設後はコンクリートの表面に水が浮いてきます。

これを放置すると、ひび割れの原因にもなるため、

タンパーといわれる道具でコンクリートの表面を叩きます。

バイブレーターやタンパーを使ったこれらの作業は

『コンクリートの締固め(しめかため)』といって、

コンクリートの強度・品質に関わる非常に大切な作業です。

 

その後はコテで、表面を平滑に均して仕上げます。

ここで一旦、ベースのコンクリートを乾かすため数日養生期間をとります。

コンクリートが乾いて固まったら、次は立ち上がり部分の打設です。

(つづく)

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