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閏(うるう)

こんにちは、明和建築部FKです。

本日は2月29日、うるう年のうるう日でした。

1年が365日+約6時間であるため、約4年に1度調整が入る日です。

キッチリ4年に1度必ずやってくるものだと思っていたのですが、

どうもそうではないそうで、

西暦年が

①:4で割り切れる年はうるう年

②:4で割り切れる場合でも100で割り切れたらうるう年ではない

③:②の場合であっても400で割り切れたらうるう年

なんですかこれは、

こんなややこしい決まり事があったんですねぇ、、、

 

ところで、日本では『うるう年にお墓を買ってはいけない』

という言葉があるのをご存じでしょうか?

というような意味合いで使われているように思いますが、

実際、気にされる方も多いかもしれません。

車や家、、、家??

職業柄『うるう年に家を建ててはいけない』などと言われると

聞き捨てなりませんので、少し調べてみました。

 

このジンクスのもとになったとされる話、なんと江戸時代にまで遡ります。

江戸の時代、

暦は現代と違い、『天保歴』といわれる暦が使われていました。

よく耳にする『旧暦』というものです。

この旧暦、現代の暦と比べて年間約11日も短いため、

やはりどこかで調整をするのですが、

その調整の仕方が、一年の12ヶ月に『うるう月』という月を加えるというもの。

つまり、旧暦のうるう年は、なんと一年で13ヶ月もあったそうです。

そして当時、武士達の給料は年俸制でした。

年の初めに12ヶ月分の給料をもらうのですが、

うるう年に1ヶ月分多くもらえるワケではありません。

12か月分の給料で13ヶ月を過ごさなくてはならないのです。

そのため、殿様(藩主)は家臣たちに、

『うるう年には、仏壇や家具を新調したりするのは控えなさい』

『お金のかかるお墓の購入など出費を控えなさい』

などと指示を出した事がもとになったのだそうです。

 

うるう年に高い買い物をしてはいけない、、、

これだけ聞くと

なにか縁起や吉凶などに関わりがあるように感じてしまいますが、

もとになったエピソードは、

さもあろう、ただフツーにごもっともな良い話で、

気にする事はない、という事のようです(^^♪

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